大阪・心斎橋の日本語学校 Futabaブログ

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N2、N1(JLPT)を持っている人は国語辞典(日本語→日本語)を使おう!

2018-02-01

中上級や上級の学習者の

授業に入っていて

違和感(いわかん)を

感じることがあります。


日本語能力試験(JLPT)

N2、N1を

持っているほとんどの学習者が

国語辞典(日本語→日本語)を使わず

日本語→母国語訳の辞書を

使っていることです。

 
前回のブログ

少し触れましたが

 

N2は小学校卒業レベル

漢字:1000字程度

語彙:6000語程度

文法:小学5・6年生の文法レベル

読み:小学6年生くらいの教科書レベル

 

N1は高校生レベル

漢字:2000字程度

語彙:1万語程度

文法:中学3年生の教科書レベル

読み:高校生レベル

といわれています。

 

日本人の場合

小学校高学年であれば

三省堂の「新明解国語辞典」など

学校から自学用に国語辞典を

一冊購入するよう

促(うなが)され、

教科書に出てくる

分からない語彙(ごい)の意味を

つぎの授業までに

調べてくるよう

宿題に出されている

と思います。

 

「ことば」の中には

その国の文化(価値観)によって

独特の語感(ごかん)

含(ふく)まれています。

 

そのため

自分の国の言葉では

外国の言葉の意味を

どうしても

完全に正しく

言いかえることが

できない場合があります。

 

つまり

日本語の「ことば」の意味を

きっちりと理解するためには

日本語で書かれた辞書で

意味を理解することが

必要なんです。

 

ただN2レベルの人の場合は

すべて漢字で書かれている

意味を読んで

理解することは

少し難しいかもしれません。

 

私が担当している

N2以上の日本語学習者には

以下の辞書アプリ

「明鏡国語辞典 第2版(総ふりがな版)」を

すすめています。

 

iphone版
「明鏡国語辞典 第二版 総ふりがな版」

Android版
「明鏡国語辞典 第二版 総ふりがな版」

 

この辞書は

文中の漢字に

すべてふりがなが

ついていますので

漢字が読めない人も

読むことができます。


辞書で「ことば」の意味を

調べているときに

書かれている「ことば」が

分からない場合は

さらに

その意味を

この辞書で

調べていくことで

新たに言葉を

増やしていくことができます。


N2、N1を持っているみなさん

特に日本企業への就職を

志望している人が

実際に就職して

ぶち当たるのが

語彙不足(ごいぶそく)です。


上司や先輩の指示が

理解できなかったり・・・

 

メールの内容が

理解できなかったり・・・

 

ビジネス用語を用いて

メールが書けなかったり・・・

 

そういったことに

ならないように

しっかりと

準備をしておきましょう

 

この「ことば」の学習に

終着点(しゅうちゃくてん)

はありません。

 

わからない言葉に

出会ったら

辞書で意味を調べ

理解し

習得していく・・・

 

ぜひ

この作業を

繰り返し

継続していって

ください。

 

文:松井 弓子



カテゴリー: 日本語レッスン